中国新聞


環境や子育て 情報紙で応援
山口のさぽらんて創刊へ
地元グループ・店紹介


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できあがった紙面をチェックする平井さん(左)たちメンバー

 山口市市民活動支援センターさぽらんて(道場門前)が市民向け情報紙「ええやん新聞」を創刊する。環境、地域活性化、子育てなど多様な市民活動に関心を持ってもらうのが狙い。春、秋の年2回の発行を目指す。

 B4判、カラー4ページで4月1日付の創刊号は1万7千部発行。自然や健康にやさしい食生活の普及に取り組む地元の市民グループ「すろーふーどらいふ山口ネット和(のどか)」の白木美和代表(40)の活動や、環境に配慮した商品を扱う地元の店などを紹介する。

 市の名産や名所を織り交ぜた懸賞付きクロスワードパズルも掲載。正解者に抽選で紹介店舗の品物をプレゼントする。1万4千部は民間の地域情報紙に折り込み、4月2日に大内、吉敷地区のほぼ全世帯に配布。残り3千部は地域交流センターや山口情報芸術センター、協力店舗に置く予定だ。

 公募の市民広報記者4人とさぽらんてスタッフの平井多美子さん(49)が昨年4月から取材し、1年かけてつくった。平井さんは「手にとってもらい、自分も何かやってみようと思ってもらえれば」と期待する。さぽらんて=電話083(901)1166。(藤田龍治)

(2010.3.31)


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