中国新聞


NIE指定校の創意工夫紹介
広島県推進協 昨年度報告書発行


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各校の新聞活用術が詰まった実践報告書

 新聞を使う教育を普及する広島県NIE推進協議会(会長・小原友行広島大大学院教授)は、2009年度の実践報告書を発行した。指定校として活動した県内の小中高23校が、独自の試みを紹介している。

 神石高原町の二幸小は、記事の切り抜きを張り合わせた「マイ新聞」作りを紹介し、完成品の写真も載せた。安芸高田市の美土里中は、社説の読み比べに挑戦。「情報を取捨選択し、自分自身の意見を持つことができるようになった」と成果を報告している。

 A4判、162ページ。350部を印刷した。希望者は郵送料として1部につき390円分の切手を同封し、〒730―8677広島市中区土橋町7の1、中国新聞ビル内、広島県NIE推進協議会事務局に申し込む。同協議会Tel082(236)2142=平日午前9時半〜午後5時半。(田中美千子)

(2010.8.14)


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