中国新聞


自転車マナー実践校に17校指定
安佐北署が区内全中高に


   

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自転車の安全運転を誓う各校の生徒会長

 中高生に交通安全の意識を高めてもらおうと、安佐北署は20日、広島市安佐北区の全高校、中学校計17校を自転車マナーアップ実践校に指定した。

 この日、安佐北区可部の区総合福祉センターであった指定書交付式に各校の校長や生徒会長計30人が出席。安佐北署の加藤博時署長から実践校の指定書を受け取った。さらに全生徒会長が、左側通行の徹底▽2人乗り禁止―などの自転車に乗る際の留意点の厳守を誓った。

 広島県内で今年起きた自転車事故は8月末現在で1933件。前年より180件減っているが、中高生が関係するものが446件と23・1%を占めている。

 三入中3年で生徒会長の登立晃生君(15)は「自転車通学の仲間も多い。絶対に事故を起こさないよう全校生徒で徹底したい」と受け止めていた。(有岡英俊)

(2011.9.21)


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