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庄原市「暮らしの便利帳」完成


   

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冊子「暮らしの便利帳」

 庄原市の行政や地域情報などを分かりやすく伝える冊子「暮らしの便利帳」が完成した。市などが、官民共同事業として製作していた。

 市役所で29日、発刊式があり、事業に共同で取り組むサイネックス(大阪市)の福西哲男九州・中国営業本部長が滝口季彦市長に便利帳を手渡した。

 便利帳はA4判、112ページ。市民生活にかかわる行政施策の説明、子育てや福祉サービス、防災などの情報を15項目に分けて掲載している。

 1万8千部作製、7月中に約1万6千世帯へ配る。費用約1200万円は、冊子に載せた約150の企業や団体などの広告費で賄った。2〜3年ごとに内容を更新する予定。

 滝口市長は「各種の情報を知らせる貴重な便利帳ができた。有効に活用したい」と述べた。

 同様の冊子は2005年の合併時に作っていたが、内容が古くなったため、便利帳として一新した。(菊本孟)

(2012.6.30)


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