中国新聞


保育をサポート「ほっとレモン瀬戸田(尾道市)」
子育てサロンで交流広がる


   

photo
サロンで子どもと遊ぶ金本さん(右端)たちメンバー

 尾道市瀬戸田町の瀬戸田福祉保健センターで毎週木曜に開かれる同町の子育てサロン「バンビ」をサポートする。市社会福祉協議会の養成講座を修了した50、60歳代の女性13人がメンバーだ。

 2月末のサロンでは、メンバー4人が、未就園児とその母親7組を迎えた。子どもとおもちゃで遊んだり、パズルをしたり。母親はその様子を見守りながら、他の母親と育児や病院の情報交換をしてリフレッシュする。

 子どもの遊び相手をなかなか見つけられなかった経験を持つ金本和子さん(54)が代表となり、2011年2月に発足した。「地域で子育てする環境を充実させたかった」と振り返る。

 月1回、バンビが開くお楽しみ会の企画運営も担当。絵本の読み聞かせや花見、料理教室などに毎回20〜30組が訪れる。主婦小牧佳世子さん(34)は「母親のように支えてくれる欠かせない存在」と頼りにする。

 活動継続のためにメンバーを増やすことが課題。託児の要望にも応えていきたいという。金本さんは「また来たいと思える楽しい雰囲気を目指したい」と話す。(鈴木大介)

(2013.3.7)


【関連記事】
団地の「子育て応援団」 安佐北区の自治会 (2012.4.17)
育児世帯に防災マップ 三原の団体、手渡しで交流促進も (2012.3.30)



子育てのページTOPへ