中国新聞


新校舎「近代的だね」 一体型小中一貫校
大竹の小方学園見学会


   

photo
人工芝の中庭で遊ぶ、見学に訪れた子どもたち

 大竹市初の施設一体型小中一貫校として移転新築した小方学園(同市小方ケ丘)の見学会があった。4月から通う児童生徒や家族、地域の高齢者たち約千人が訪れ、新校舎を見て回った。

 校舎は3階建て延べ1万1800平方メートル。中庭を囲むようにロの字形に配されている。訪れた人たちは、「近代的」「きれいだね」などと感心していた。人工芝の中庭を走り回る子どもの姿も。3階図書室からは阿多田島も望める。4年二階堂圭悟君(10)は「新しくて居心地がよさそう」と話していた。

 通学路を確認しながら訪れる家族連れも目立った。小学1年の長男と歩いた会社員松本祐一さん(38)は「坂道が多いので少し大変だが、慣れてくれれば」と話す。

 御園地区の老人クラブで訪れた吉本佳弘さん(74)は安全パトロールに取り組む。「街中から少し離れているので夕方早めに出掛けて見守りたい」と張り切る。(古市雅之)

(2013.3.19)


【関連記事】
小中一貫校は「小方学園」に総称決定 大竹に来春開校 (2012.8.9)



子育てのページTOPへ