中国新聞


庄原・高野保育所を新築
市が移転や統合待機児童解消へ


   

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<上>新築された庄原保育所<下>新築された高野保育所

 庄原市は庄原と高野の2保育所を新築した。6日、西本町から三日市町に移転した庄原保育所7の開所式があり、保護者や関係者約250人が祝った。

 庄原保育所は敷地約8130平方メートル。園舎は木造平屋約2310平方メートルで庄原産木材を使い、太陽光発電装置がある。定員は150人から200人に増えた。総事業費は約10億9千万円。

 下高と新市の2保育所を統合した高野保育所7は、高野町新市の高野中の跡地約7350平方メートルに木造平屋約960平方メートルを建てた。定員60人。総事業費は約3億5千万円。

 庄原保育所は株式会社敷信村農吉、高野保育所は社会福祉法人高野会が指定管理し、午前7時半から午後7時半まで0〜5歳児を預かる。日曜祝日休園。4月1日現在の園児数は庄原141人、高野61人、保育士は庄原28人、高野11人。いずれも看護師と栄養士が常駐する。

 市女性児童課の三上秀明課長は「遊戯室も園庭も広くした。園児は伸び伸びと遊べ、多少の定員オーバーには対応できる。昨年度まで2年、庄原保育所で出た待機児童も今後は解消できそう」と話している。(森下敬)

(2013.4.7)


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