中国新聞


円一保育所で病児保育
10月から三原市 地元小児科と連携


   

photo
円一保育所の病児保育をする棟(右側)

 三原市は10月、帝人三原事業所跡地(円一町)に開所する円一保育所で、病気の子どもを預かる市内初の病児保育を始める。

 保育所敷地内に専用の別棟を設けた。定員は4人。看護師1人と保育士2人の3人体制で、市内の小児科医院の医師が巡回して診察する。

 対象は、市内に住民票のある生後6カ月から小学3年生までで、月曜から土曜までの午前8時半〜午後6時(土曜は午後0時半まで)。1回の利用料金は平日2千円、土曜1500円。利用には事前登録が必要となる。

 同市内では、回復期の子どもの病後児保育や、保育中に病気になった子どもを預かる体調不良児保育はあったが、病児保育はなかった。市がニーズの高まりを受け、整備した。市子育て支援課=電話0848(67)6042。(鴻池尚)

(2013.9.13)


【関連記事】
病児保育室を移転 済生会江津総合病院 感染症対応で院外に (2011.5.12)
庄原に病後児保育室 市、6月にも開設 (2010.2.22)
大竹市、病後児保育の対象拡大 幼稚園児・小学3年生までOK (2010.1.23)
一番の希望は「病児保育充実を」 広島市調査 (2007.1.17)
病児保育室どんなところ? 広島の施設スタッフに聞く (2006.9.4)



子育てのページTOPへ