中国新聞


ゼリーの容器 私がデザイン
尾道・栗原小の矢野さん
市内の給食で提供


 学校給食の尾道産いちじくゼリー用に尾道市が募集した容器デザインに、栗原小6年矢野なご実さん(12)=同市桜町=の作品が選ばれた。広島県の「ひろしま給食100万食プロジェクト」の一環。16〜18日、市内46幼小中の給食で提供される。

 「おいしいよ」のメッセージが入った鉢巻き姿のイチジクのキャラクターを色鉛筆で描いた。7月下旬から約1カ月で仕上げたという。「甘くて粒がぎっしり詰まった実の魅力が伝わるよう、実物に近い色合いを目指した」と話す。市内の6年生が応募した540点から選ばれた。

 ゼリーは同市高須、山波町などで収穫されたイチジクの果汁を使用。市教委が山形県の食品会社に製造を依頼し、独自に商品化した。評判次第で定番メニューとして本格導入することも検討するという。(木原由維)

(2013.10.10)


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