中国新聞


僕らが作詞 「防災の歌」完成 周防大島
城山小児童が録音


   

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マウンテンマウスと一緒に防災の歌を練習する児童

 山口県周防大島町の城山小児童が歌詞を考えて、町内の兄妹デュオ「マウンテンマウス」が曲を付けた「防災の歌」ができた。16日に同校45人が歌声を録音。CDにして、周辺の小中学校などに配る。

 「焦らずに 騒がずに 慌てずに あきらめず 落ち着いて 忘れない 東日本大震災」。音楽室に集まった児童たちは、ピアノの伴奏で合唱を録音。マウンテンマウスから「大切な言葉だから、しっかり気持ちを込めて」などとアドバイスを受け、大きな声で歌っていた。

 防災の歌は、夏休みに児童がそれぞれ歌詞を考え、マウンテンマウスに渡していた。6年吉水祐太君(12)は「歌詞をしっかり覚えて、いざというとき役立てたい」と張り切っていた。(久行大輝)

(2013.10.18)


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