中国新聞


こども発達支援センター1年 福山
新規患者 月に約30人


   

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月に約30人の新規患者が訪れるこども発達支援センター

 福山市三吉町南にあるこども発達支援センターが、就学前の子どもの発達障害に関する診療を始め、1日で1年。新規患者は毎月約30人に上っている。井原、笠岡市を含む備後8市町の共同運営で、全市町の住民が相談や治療で利用した。

 センターのまとめでは、昨年11月〜今年8月に427人が治療や相談、発達訓練などで利用。うち約9割を福山市民が占めた。診療は月に15〜20日程度。予約から利用まで約3週間かかる状況という。

 またこの間、治療や訓練を終えた子どものフォローのため、約20の保育園で子どもの現状を確認したり、保育士に適切な支援方法を伝えたりした。市教委とも連携し、小学校や幼稚園も支援している。(久保友美恵)

(2013.11.1)


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