中国新聞


「レンジャー」 地域元気に
御調高生が考案 10日デビュー


   

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ミツギレンジャー(中央)を囲む御調高の生徒

 尾道市御調町のヒーローにと、御調高2年生がキャラクター「ミツギレンジャー」を考案した。地域貢献について考える総合的な学習で企画。10日にある同町のふれあい秋まつりでデビューする。

 御調のローマ字表記にちなんでヘルメットの目と額、ベルトにそれぞれ「M」「T」「G」の字をあしらった。子どもに親しまれるよう赤を基調に。レンジャー役の佐野剛貴さん(16)は「御調に興味を持ってもらうきっかけになれば。しっかりPRしたい」と張り切っている。

 2年生53人が「食物」「ソフトボール」「福祉・医療」などの分野に分かれ、特産品を使った商品開発や病院での奉仕作業に取り組んでいる。さらに活動を印象付けるため、キャラクター制作を思い立ったという。今後は校内外での活動に参加し、浸透を目指す。

 秋まつりは道の駅クロスロードみつぎ一帯である。倉田雄司校長は「町民を元気にする存在として育ってほしい」と話している。(鈴木大介)

(2013.11.9)


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