中国新聞


5小の34人 集合学習
周防大島・東和地区
授業や給食通じ交流


   

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和田小に集まり、バスケットボールの試合を楽しむ東和地区5校の児童

 山口県周防大島町東和地区の全小学校5校の5、6年生計34人が、和田小で「集合学習」に取り組んでいる。国語や算数、体育などの授業を通じ、交流を深めた。

 集まったのは、和田小(4人)のほか、城山(14人)、森野(8人)、油田(5人)、情島(3人)の各小学校。東和地区では年10日程度、集合学習を開いており、今回は15日までの5日間、授業や給食を共にする。

 初日の11日は6年生が体育で、5、6人ずつ計4班に分かれ、4対4のバスケットボールの試合を楽しんだ。和田小の斎藤萌香さん(11)は「人数が多いと楽しい。友達もいっぱいできる」と喜んでいた。

 集合学習は、小規模校単位では団体学習が難しいため、教育効果を高める目的で旧町単位の小学校が集まって取り組んでいる。(久行大輝)

(2013.11.15)


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