地球平和監視時計

高さ3・1メートルの大理石製の時計で、最後の核実験からの経過日数などを示している。修道高の卒業生らでつくる特定非営利法人(NPO法人)「広島からの地球平和監視を考える会」(畠真実理事長)が、原爆資料館東館(広島市中区)の1階に設置。2001年の広島原爆の日に除幕式があった。

現在の時刻を示すアナログ表示の下に、広島への原爆投下からの日数と、最後の核実験からの日数を上下に並べてデジタル表示。核実験が実施されると下段の日数をリセットして、0に戻す。

 除幕式で、時計を発案した同会の土井淳夫事務局長(57)=佐伯区=は「二つの日数を見ながら、核兵器のない世界の実現に気持ちを新たにしたい」と話していた。