石炭関係原爆殉難者慰霊碑
平和記念公園の対岸の児童公園に立つ、慰霊の地蔵(1965年7月撮影)
平和記念公園の対岸にある児童公園(広島市大手町2丁目)の西隅に、高さ1.1メートルの台石、れん座の上に1.55メートルの地蔵が立っている。碑の中に、原爆の犠牲者76人の名前を刻んだ銅板を納めている。全国の石炭関係業者が1957年8月6日、建立した。
中国石炭配給統制株式会社、日本石炭広島支店、西日本石炭輸送広島支店の職員76人が原爆の犠牲となった。ほとんどが出勤途中だった。碑が立っている場所は、当時、中国石炭統制会社があった。