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'13/11/26

障害者の自由アート作展示へ



 自由に描いたアール・ブリュット(生の芸術)と呼ばれる絵画の作品展が12月3~9日、尾道市内5カ所で開かれる。因島で障害者施設に通う45人の作品を展示する。障害者への理解を深めてもらおうと実行委員会が初めて企画した。

 水彩絵の具やクレヨンで思い思いに模様を描いた絵のほか、満開の桜のちぎり絵など計約80点。メーン会場の浄泉寺(西久保町)では本堂横の広間に約60点を並べ、やまねこカフェ(土堂)やアンパッソ(因島重井町)など市内の4飲食店でも数点ずつ展示する。

 因島の社会福祉法人若葉の職員たちでつくる実行委主催。発表の場を増やすことで創作意欲を高める狙いもあるという。会場では作品集も販売する。

 実行委の副島宏克委員長(67)は「展示をきっかけに芸術の道に進む利用者が出てくれればうれしい」と期待している。事務局=電話0845(24)1000。

【写真説明】自分たちの作品を手にする施設利用者




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