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'13/11/27

「薬物乱用ダメ」講師養成



 広島県内101のライオンズクラブ(LC)でつくる広島地区LCなどは26日、広島市南区のホテルで薬物乱用の恐ろしさを教える講師の養成講座を開いた。受講者は小中高校を訪ねて、薬物乱用の害などを伝える。

 この日は約120人が受講した。中国四国厚生局麻薬取締部の職員から、脱法ハーブがインターネット上で売られ、主婦や学生にも広がっている現状を聞いた。シンナーの乱用が心身に及ぼす悪影響も学んだ。

 受講者は、この日の講座を共催した麻薬・覚せい剤乱用防止センター(東京)から講師の認定を受ける。広島地区LCが講座を開き始めた2002年以来、719人(10月末現在)の講師を養成。内訳は会員が644人、大学生が75人。各LCが地元の学校に派遣している。

 講座で指導もする広島フェニックスLCの横路望幹事は「薬物乱用に巻き込まれる前の子どものうちから怖さを教え込むことが重要だ」と話している。

【写真説明】中国四国厚生局職員(右端)から薬物乱用の実態を聞く受講者




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