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世界平和を英語で議論 11・12月オンライン 高校生14人募る

 広島県は、県内と海外の高校生たちが平和な世界をテーマに英語で議論する「ひろしまジュニア国際フォーラム」を11月29日、12月6、13日にインターネット上で開く。参加費は無料。県内から出る14人を今月30日まで募っている。

 テーマは「核兵器廃絶と復興・平和構築に向け私たちができること」。被爆者の証言や専門家の講義を聴いて討議し、最終日に「広島宣言」をまとめる。

 募集対象は県内に住むか通う日本人高校生。希望者は県ウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」内のページなどにある所定用紙に、応募動機や宣言案を書いて申し込む。選考は、英語のオンライン面接などを通じてある。海外参加者15人は別に公募などで選ばれる。

 国際舞台で自分の意見を伝えられる人材を育てようと、2016年に始まり5回目。被爆75年事業として国連に加盟する全193カ国から招き、8月に広島市を主会場に開く計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で規模を縮小し、時期を遅らせた。

 県国際課☎082(513)2361=平日のみ。募集ページはhttps://hiroshimaforpeace.com/wpjf/(宮野史康)

(2020年9月24日朝刊掲載)

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