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山口県内被爆者に手編み膝掛け コープやまぐち

 コープやまぐち(山口市)は、山口市元町の山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑で、山口県内の被爆者に届けてもらうよう、手編みの膝掛けや座布団など104点を贈った。1986年から毎年続けている。

 岩国市周東町の主婦村崎桂子さん(57)ら4人のコープやまぐち代表が、山口市の被爆者代表4人に贈呈。「寒さが厳しくなっています。お体を大切に」などと書いた手紙も添えた。山口市原爆被害者の会の田中敏彦会長(71)=同市朝田=は「大切に使わせてもらいます」と話していた。

 県内の被爆者は3月末現在約3600人。膝掛けや座布団は、同苑が来年2~3月に岩国、柳井市などで実施する健康診断の際、被爆者に配る。

(2013年12月25日朝刊掲載)

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