×

ニュース

原爆養護ホーム 秋葉市長が訪問 中区

■記者 野田華奈子

 広島市の秋葉忠利市長は8日、中区の原爆養護ホーム舟入むつみ園を訪問した。入園者を見舞い、元気な年越しを願った。

 秋葉市長は、今夏の平和記念式典に国連の潘基文(バンキムン)事務総長が参列したことを振り返り「みなさんの気持ちである核兵器廃絶を強調してくれた」と伝えた。代表の沖本絹子さん(79)に花束を贈った後、約80人の入園者一人一人と握手し「よいお年を迎えてください」と声を掛けた。

 秋葉市長は8日、広島赤十字・原爆病院(中区)も訪問。年内にあと三つの原爆養護ホームを回る。

(2010年12月9日朝刊掲載)

関連記事
原爆養護ホームにシクラメンを贈る 島根県斐川の生産者ら (10年11月 2日)
市長、被爆者励ます 東区の原爆ホーム 100歳に見舞金(10年7月13日)

年別アーカイブ