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原爆ホームに年末の見舞金 県原水協

 県原水協は21日、原爆養護ホーム「舟入むつみ園」(広島市中区)と「矢野おりづる園」(安芸区)の入園者に年末見舞金を贈った。

 大森正信筆頭代表理事たちが両園を訪問。舟入むつみ園では、入園者の部屋を訪ね「少しでもお役に立てればうれしい。よいお正月を迎えてください」と代表者に見舞金と膝掛けの目録を手渡した。見舞金は1人2千円。藤広チエコさん(85)は「毎年ありがたい。元気づけられる」と喜んでいた。

 見舞金は全国各地の原水協などに寄せられた寄付金で、毎年末に被爆者に届けている。今年で49回目。原爆養護ホームの入園者や入院中の被爆者たち約2千人に計約400万円を贈るという。

(2011年12月22日朝刊掲載)

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