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福島被災家族 神田山荘が受け入れへ 年末年始

 広島市の外郭団体、市原爆被爆者協議会は22日、運営する宿泊施設の神田山荘で年末年始の計10日間、福島県内に暮らす福島第1原発事故の被災家族の受け入れを始めた。協議会は「広島で存分にリフレッシュしてほしい」と利用を呼び掛けている。

 期間は27日までと1月6~9日。いずれの日も子どもや妊婦がいる2、3世帯が対象で宿泊と入浴は無料、飲食代は自己負担とする。協議会は、地元の被災者支援団体から要請を受けて決めた。

 神田山荘は3月以降、東日本大震災の被災者支援で、広島市への移住希望者に公営住宅の入居が決まるまでの間、1週間を限度に無料で宿泊を受け付けている。これまで19人が利用した。神田山荘Tel082(228)7311。(胡子洋)

(2011年12月23日朝刊掲載)

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