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外相会合に3億9000万円 4月広島開催

 政府予算案で、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に先立って4月10、11日に広島市である外相会合の開催関連経費に3億9千万円が計上された。

 関連経費は、会場の借り上げのほか、同時通訳の費用や国内外のメディアの拠点となるプレスセンター設置を含む。グランドプリンスホテル広島(南区)が会場の候補地となっている。

 会合には核兵器保有国の米国、英国、フランスの外相も参加する予定で、平和記念公園(中区)を初めて訪問する方向だ。岸田文雄外相は、会合で核軍縮・不拡散を議題に取り上げ、対立が先鋭化する核保有国と非保有国が参加する会合の枠組みを生かして核軍縮の国際的な機運を高めたい考えでいる。

(2015年12月25日朝刊掲載)

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