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変更額決定 来月に延期 岩国錦帯橋空港の立体駐車場整備工事

 岩国錦帯橋空港(岩国市)のターミナルビルを運営・管理する第三セクター岩国空港ビルの立体駐車場整備工事で、随意契約した業者の工法変更などに伴う契約変更額の決定が当初予定の12月中から1月中旬に延びることが26日、分かった。

 空港ビルによると、「工法変更などで調査に時間を要した。年末に入り、業者の事務手続きも時間がかかっている」としている。来年3月の完成期限に影響はないという。

 立体駐車場は鉄骨2層構造の3階建て延べ約6940平方メートルで421台を収容する。4月の一般競争入札で別の業者が3億9200万円で落札した後に辞退。空港ビルは次点の現業者と3億9800万円で随意契約した。

 その後、業者は完成期限に間に合わないとして、地盤強化にくいを打つ工法からコンクリートを流し込む工法に変えた。(佐藤正明)

(2016年12月27日朝刊掲載)

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