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被爆バイオリン 音色を楽しんで 東広島で25日演奏会

 広島女学院歴史資料館(広島市東区)に展示されている「被爆バイオリン」が25日午後6時半から、東広島市西条栄町の芸術文化ホールくららで演奏される。同市での演奏は初めて。無料。

 バイオリンは、広島女学院中・高(中区)の前身の広島女学校で音楽教師を務めたセルゲイ・パルチコフさんが残した。被爆当時は現在の東区の自宅にあったとみられる。

 当日は、エリザベト音楽大(同)の4年川本冴夏さん(22)が「タイスの瞑想(めいそう)曲」や「アオギリのうた」など4曲を演奏。バイオリンの由来も紹介する。

 市民もギターやクラリネットを演奏する。東広島音楽文化振興ネットワークが企画した。有谿(ありたに)代表☎080(2887)1930。(土井和樹)

(2017年12月22日朝刊掲載)

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