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平和願い折り鶴 選手がささげる 全国高校バスケ

 広島で初めて開かれている全国高校バスケットボール選抜優勝大会に出場した選手たちの作った折り鶴が26日、広島市中区の原爆の子の像にささげられた。

 全国の男女計100チームの選手が約4千羽の折り鶴を作り上げた。大会に出場した皆実高の平田匠主将(18)と萱嶋沙羅主将(18)が代表して原爆慰霊碑に手を合わせ、原爆の子の像に納めた。

 平田主将は「あらためて平和について考えるいい機会になった」。萱嶋主将は「今、大好きなバスケットを楽しくできるのは戦争がない時代に生まれたから」と話していた。

(2012年12月27日朝刊掲載)

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