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　原爆資料館（広島市中区）は２月２、８の両日、英語で原爆被害について説明したり、平和記念公園（広島市中区）内の慰霊碑を案内したりするのに必要な基礎知識を学ぶ「英語で伝えようヒロシマセミナー」を同館東館のメモリアルホールで開催する。

　２日午前１０時～午後０時２０分は「ベーシック編」。米国出身のアナリス・ガイズバートさんが、ヒロシマを語る際に必要な英単語を用いて「原爆被害の概要」を語る。ひろしま通訳・ガイド協会の講師が、碑巡り案内の際に押さえるべきポイントなどを解説する。

　２回目の「アドバンス編」は８日午前１０時～午後０時５０分で、国連訓練調査研究所（ユニタール）のナスリーン・アジミ特別上級顧問が、広島の復興の歩みにまつわる講演をする。参加者同士のグループディスカッションもある。

　事前申し込み不要。同セミナーは年２回開催しており、参加者の英語レベルは問わない。同資料館啓発課☎０８２（２４２）７８２８。

（２０２０年１月２７日朝刊掲載）