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臨時休館21日まで継続 原爆資料館 22日以降は検討中

 広島市は19日、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための原爆資料館(中区)の臨時休館を、2日延ばして21日まで続けると決めた。22日以降の対応は、政府の専門家会議の見解などを踏まえて決める。

 市はこれまで、臨時休館の期限を19日としていた。延長後の21日は、3連休の中日にあたる。市危機管理課は「刻々と変わる状況を見極めるため、延長を小幅にした。早く再開したい思いはあるが、22日から確実に開けるというわけではない」と説明している。

 広島城(中区)や5―Daysこども文化科学館(同)、市現代美術館(南区)、ヌマジ交通ミュージアム(安佐南区)など11カ所の臨時休館も21日まで延長する。各区民文化センターの娯楽室、各区スポーツセンターのトレーニング室など53カ所の一部閉鎖も21日まで延ばす。(新山創)

(2020年3月20日朝刊掲載)

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