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広島大会は来月6日 原水禁世界大会 オンラインで

 原水禁国民会議は20日、8月の原水爆禁止世界大会の概要を発表した。6日に広島大会と国際シンポジウム、9日に長崎大会と高校生のシンポジウム、12日に福島大会の日程でいずれもオンライン集会で開く。被爆75年事業として「平和」をテーマにした高校生の作文コンクールを実施する。

 新型コロナウイルスの影響でインターネット上での開催となる大会は、事前に収録した被爆者たちの訴えなどを動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。広島大会は広島県被団協(坪井直理事長)の箕牧(みまき)智之理事長代行がビデオメッセージで核廃絶を訴える予定だ。高校生のシンポジウムはビデオ会議システムによる生中継とする。

 東京都内で記者会見した北村智之事務局長は「被爆75年は大きな節目。オンラインで核廃絶に向けて声を結集させたい」と述べた。

 高校生の作文コンクールは1200~2千字で8月6日~9月15日に郵送で募る。当日消印有効。〒101―0062東京都千代田区神田駿河台3の2の11、原水禁「平和」の作文コンクール係。問い合わせはメールで受け付ける。peace.composition@gensuikin.org(河野揚)

(2020年7月21日朝刊掲載)

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