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格差や人口 平和を考える コロナテーマ ネット開催 8日に経済人会議ひろしま

 広島県などの協議会は、8月8日にインターネットを使って開く「世界平和経済人会議ひろしま」の概要を決めた。新型コロナウイルスを共通のテーマに設定。国家間の格差や都市への人口集中、平和構築などの幅広い切り口で、国内外の経済人や研究者が意見を交わす。視聴無料。

 午前10時に開会し、経済同友会の前代表幹事で、三菱ケミカルホールディングスの小林喜光会長が基調講演。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実現へ経営者の関わり方を語る。

 10時50分からは「グローバル経済と格差」「都市化と気候変動」「教育と自治体外交」「人間の安全保障」の4テーマで順次、討議。新型コロナとの共存の視点を絡めて4、5人が議論する。合間の午後3時半からは、欧

州復興開発銀行初代総裁でフランスの思想家ジャック・アタリ氏と湯崎英彦知事の対談がある。  視聴希望者は県のウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」などから8月5日までに申し込む。日本語と英語の同時通訳がある。県平和推進プロジェクト・チーム☎082(513)2366=平日のみ。(宮野史康)

(2020年7月28日朝刊掲載)

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