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カープグッズ 売上高10億円
2008年、市民球場効果で初の大台

2009.1.10

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カープグッズを求めるファンでにぎわう球場前の特設売り場(2008年9月28日)

 カープ人気は不況知らず―。プロ野球・広島東洋カープの2008年のキャラクターグッズの売上高が10億1200万円と初めて10億円を突破したことが9日、分かった。広島市民球場の惜別グッズが大ヒットし前年比38%の大幅増。新球場がオープンする今年は15億円を目標に準備を進める。

 昨年は定番、企画ものを含め過去最多の約300商品を発売。約26万人増えた観客動員数に比例し、売り上げを伸ばした。特に40種類を用意した市民球場記念グッズは売り切れが続出。2億6000万円を売り上げた。

 09年版グッズは、2月1日に発売。今季からデザインが変更となるユニホームのレプリカだけでも3億円以上の売り上げを見込んでいる。4月3日には新球場内に常設店舗をオープン。新球場記念グッズも約50種類を用意する予定で、攻めの販売計画で目標額を目指す。

 松田元オーナーは「商品開発など、努力を重ねてここまできた。新球場の今年はビジネスチャンス。頑張って数字を伸ばしたい」と話している。(小西晶)