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最寄りバス停・交差点 名称変え新球場の街PR
利便性の向上狙う

2009.2.19

 新広島市民球場(南区)の完成に合わせて最寄りのバス停と交差点の名称が変わる。地名を使っていた路線バスの停留所は「マツダスタジアム前」、交差点2カ所は東西の「球場前」になる。新球場を建設する市が、関係機関に働きかけて実現。新たなボールタウンの誕生を、名実ともにアピールする。

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 新球場南側の県道「大州通り」の海田方面は、広電と芸陽バスの「大州1丁目」、広島バスの「南蟹屋」が並んでいる。完成式がある3月28日からは、球場側に約70メートル移動。バス停名はマツダの命名権取得に伴って新球場の愛称となる「MAZDA Zoom―Zoom スタジアム広島」の略称「マツダスタジアム」を使用する。

 広島方面は現在、広島バスの「南蟹屋」だけしかないが、こちらも新名称を採用。広電、芸陽の両バスが止まるかは、調整している。

 大州通りの交差点名も変わる。球場正面に位置する「南蟹屋1丁目」は「球場前(西)」、東側の「南蟹屋2丁目」は「球場前(東)」になる。市の要望を受けた県公安委員会が今年1月21日に決定。3月末までに新たな表示とする。

 市新球場建設部は一昨年から、バス会社と広島県公安委に協力を呼び掛けていた。新名称の決定に「球場前が分かりやすくなり、利便性向上につながる」と喜んでいる。(武内宏介)