ラッキィ池田さん（手前左）の指導で、ダンスを練習する大学生たち

　新広島市民球場（南区）である広島東洋カープの公式戦で、飲食物を売り歩く「売り子」たちがダンスで客席を盛り上げる。２３日に中区の県立体育館武道場で、アルバイトの大学生たちが振り付けの初練習に励んだ。

　新球場で飲食物を販売するエームサービスとカープが企画。３２人が参加し、人気振付師のラッキィ池田さんが指導した。カープ（Ｃａｒｐ）を応援（Ｃｈｅｅｒ）する「ＣＣダンス！」。照れる学生たちに池田さんが「笑顔を忘れずに」とアドバイス。「ＣＡＲＰ」の人文字や「ナイスキャッチ」と叫んでボールを捕る動きなどを、元気に表現した。

　五回裏終了後に売り子約１００人がスタンドで約１分間踊る。安田女子大１年の中河原沙織さん（１９）は「お客さんも一緒に踊ってもらいたい」と声を弾ませた。練習は２５日まで続く。（山本修）