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コンコースに完成した売店で研修する調理スタッフ
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新広島市民球場(南区)で飲食物を販売するエームサービス(東京)が、急ピッチで開店準備を進めている。24日は調理スタッフ約50人が同球場で研修。4月10日にある広島東洋カープの地元開幕戦へ向け、今後も延べ400人が現地で「実戦練習」を積む。
コンコースなどの27店舗はほぼ完成した。グラウンドでカープナインが紅白戦を繰り広げている時間帯に、真新しい調理場ではアルバイトたちが奮闘。ハンバーガーや鉄板焼きなどを繰り返し作り、手順を確認した。
1試合で約290人のスタッフが働く。パートの田中陽子さん(34)=佐伯区利松=は「お客さんとの距離が近い。料理するだけじゃなく、選手と一緒に新球場を盛り上げたい」と目を輝かせた。(山本修)
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