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みんなで作った応援旗の前で栗原選手のサイン入りボールを見つめる緑井小児童
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旧広島市民球場(広島市中区)の最終公式戦使用球を広島、山口県の小学校でリレーするキャンペーン(中国新聞社主催)で、6日から最終の10校で児童への披露が順次始まった。計140校が聖火のようにつないできた10個のボールは10日、マツダスタジアム(新広島市民球場、南区)での開幕セレモニーで、広島東洋カープの選手に手渡される。
広島市内の10校には7日までにボールが届けられる。緑井小(安佐南区)では、6日の始業式で、高津真広校長が栗原健太選手のサイン入りボールを2―6年生約700人に紹介した。ボールは校長室前に展示され、児童は土の汚れなどを興味深そうに見つめていた。
同校では3月、全児童と教職員の計約880人がカープの今季優勝を願い応援旗2枚を作った。6年の兼沢太誌君(12)は「新球場のスポーツバーで選手の活躍を間近に見てみたい」と話していた。
キャンペーン「THANKS!&LET'S GO STADIUM PROJECT〜夢の新球場へつなげ〜小学校ボールリレー」は昨年12月にスタート。計約4万6000人の児童がボールに接した。(山本祐司)
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