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上=カープ応援グッズを持つ中島さん(左)たち参加学生 下=完成したしゃもじ形ステッカーと携帯ストラップ
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広島東洋カープを応援しようと、安田女子大(広島市安佐南区)書道文化専攻の学生38人が開発に加わったカープ応援グッズが完成した。昨年の初商品化に続く第2弾。
円形の携帯電話用ストラップ(直径7センチ、ビニール製)と、しゃもじ形ステッカーの2種類。学生は文字のデザインを担当。「鯉魂(こいだましい)」の文字や栗原健太選手ら人気選手4人の名前を隷書体を取り入れた字体で力強く書いた。
応援グッズは印刷業者の広和マーク(安佐北区)が企画した。商品に温かみや独自性を出そうと、市内の大学で唯一、書道専攻がある安田女子大に依頼。昨年は、学生が筆で書いた文字をデザインにした応援しゃもじなどを商品化した。今季、カープがユニホームを一新したのに合わせ、学生と一緒に第2弾を考案した。
携帯ストラップは500円、ステッカーは250円で、東急ハンズ(中区)やJR広島駅(南区)構内の売店で販売している。3年の中島市子さん(20)は「学んだ技術や知識を生かせて楽しかった。カープファンに喜んでもらえればうれしいです」と笑顔だった。(新谷枝里子)
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