|
「記念に持ち帰ってもらえればうれしい」と、完成したポスターを手にする生徒
|
呉市の二河球場で28日にあるカープ公式戦を盛り上げようと、呉商業高(呉市広古新開)の生徒がオープニングイベントの準備を進めている。今年は「球場を赤く染めよう」と赤いポスターを製作。26日に発注先から1万5000枚が学校に届いた。
同校のイベントは3年連続。市プロ野球公式戦開催実行委員会からの依頼で、起業家精神を学ぶ3年生14人が授業の一環で企画した。観客と一体の応援を目指し「呉から日本一へ」と書いた赤いポスターを入場者に配布し、一斉に掲げる。
5月上旬から地元企業や商店を手分けして訪問し、協力を要請。既に、球場で当日の配置や動きなどの確認を済ませた。リーダーの東菜摘さん(17)は「多くの人に協力していただいた。球場が一体となった応援を成功させたい」と、来場者の協力を期待している。
呉商高のイベントは試合開始前の午後5時45分ごろからを予定している。(山田太一)
|