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どんぐりスタジアムでミッキーの記念プレートを手にする屋台村のメンバー
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広島東洋カープの試合で球審にボールを運び、人気を集めたベースボール犬「ミッキー」の記念プレートを、生まれ育った北広島町の総合型地域スポーツクラブ「どんぐりクラブ屋台村」が作った。4月に老衰で死んだミッキーの活躍を記憶にとどめようと制作した。
花こう岩を加工したプレート(縦30センチ、横40センチ)には、背番号111のユニホームを着て、ボールかごを口にくわえた愛らしいミッキーの姿が刻まれている。「ありがとう ミッキー」と、赤い文字のメッセージも添えた。
23日に地元の「どんぐりスタジアム」であるウエスタン・リーグ広島―ソフトバンク戦で披露。同球場正面口の壁面に設置する。
ミッキーは、同町今吉田の主婦上野智美さん(32)の愛犬で、2005年3月に国内初のベースボール犬としてデビュー。地元のどんぐりスタジアムにもウエスタン・リーグの試合で登場し、地元の観客を沸かせた。
23日は正午にプレーボール。試合前のセレモニーでプレートを披露する。屋台村は「ミッキーの活躍は地域の財産。感謝の気持ちを表したい」としている。観戦料は運営協力金として300円を集める。Tel0826(84)1234。(胡子洋)
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