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思い出のグラウンドでカメラに向かう家族連れ
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来年3月末に閉鎖予定の旧広島市民球場(中区)で18日、思い出づくりの撮影会があった。抽選で決まった県内外の家族連れやカップルなど約460組が参加した。
参加者は、「ありがとう…旧広島市民球場」の文字が映し出された大型ビジョンを背景に、手をつないだり寝そべったり思い思いのポーズをとった。プロの写真家が撮影し、画像データ入りのCDと2L判の写真1枚を各組に贈った。
家族6人で訪れた中区江波西の会社員平川幹啓さん(41)は「達川光男さんの引退試合が忘れられない。最後にいい思い出が残せた」と満足そうだった。
撮影会は、県内のプロ、アマ写真家でつくる広島写真美術協会(明田弘司会長)の主催。昨年9月に発足した協会のPRを兼ねて撮影会を企画した。(榎本直樹)
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