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新球場周辺の娯楽充実を
比治山大短大生が観客調査 カープに提案

2009.11.5

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観客動向調査の結果を松田オーナー(手前左)に報告する伊藤さん(右から2人目)

 比治山大短期大学部(広島市東区)の学生が4日、広島東洋カープの松田元オーナーを訪ね、南区のマツダスタジアム(新広島市民球場)で実施した観客動向調査の結果を報告した。

 同学部の粟屋仁美准教授のゼミ生10人が訪れた。代表の2年伊藤恵美さん(20)が、A4判、24ページの報告書計10冊を松田オーナーに手渡した。

 学生は、(1)市外の観客が多い(2)球場と市中心部を結ぶシャトルバスの利用が少ない(3)観戦後はまっすぐ帰宅するケースが多い―などと指摘。「バス停の案内板増設や球場周辺の娯楽施設の充実などが必要だ」と提言した。

 学生は6〜7月の計6試合で、観客1100人に居住地や観戦後の行動などを問うた。結果は今後、市へも報告する。松田オーナーは「球場運営のヒントが多い。取り入れる方法をじっくり考えたい」と感謝していた。(武内宏介)