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原爆特養でもちつき交流

2009.12.17

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中田投手(左端)、岩本外野手と一緒にきねを振るう入所者

 広島東洋カープの岩本貴裕外野手(23)と中田廉投手(19)が16日、広島市安芸区の原爆特別養護ホーム「矢野おりづる園」を訪れ、もちをついて入所者たちと交流した。

 カープのユニホームを着た岩本、中田両選手は「楽しい時間を過ごしましょう」と、出迎えた入所者や職員約90人にあいさつ。中庭に据えた石臼に蒸したもち米を入れ、両選手は入所者と「よいしょ」と声を掛け合いながら、一緒にきねでついていった。

 出来上がったもちは手早くこねてぜんざいに入れて味わった。選手とついた永井明さん(84)は「想像以上に背が高く、力も強かった。来年はもっと活躍してほしい」と期待を寄せていた。(小山顕)