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大学生が旧市民球場の跡地活用策を話し合ったパネル討論
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広島市内の大学生が旧市民球場(中区)の跡地活用を考える討論会が22日、中区の広島国際学院大立町キャンパスであった。スポーツ施設や平和の発信拠点としての活用を求める意見が出た。
プロ野球観戦などの学生サークル「エントランス」が主催した。エントランスのメンバーが、跡地に緑地広場や折り鶴ホールなどを整備する市の計画などを説明した。
パネル討論には学生3人が登壇。エントランス学生部長の広島修道大4年佐藤文香さん(22)は「スポーツ施設が残らないのは寂しい。スポーツを通じ平和を訴え続けていくことが重要」と指摘した。
NPO法人ピースビルダーズ(中区)の広島修道大3年藤本直樹さん(21)は「若者文化を発信する場にしてほしい」と求めた。旧球場をテーマに自主制作映画を作った市立大4年広岡美佐子さん(23)は「市民の思い出が詰まった跡地の利用法はみんなの意見で行方が決まる。声を上げよう」と締めくくった。(久行大輝)
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