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東出選手らファンに打撃指導
旧市民球場で交流会 私設応援団など企画

2010.1.12

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東出選手(手前右)にティーバッティングの指導を受ける参加者

 広島東洋カープの選手とファンの交流イベントが11日、旧広島市民球場(広島市中区)であった。旧球場への感謝を込め、私設応援団員や元選手が実行委をつくって企画し、市内の焼き鳥チェーンが、ファン約5千人を招待した。

 カープからは東出輝裕選手や野村謙二郎監督たち約10人が参加した。ファンはティーバッティングの指導を受け、一緒に写真を撮っていた。旧球場は今年3月末で閉鎖の予定。東区光町の小学校教諭住田味央(みお)さん(27)は「ここに来たのは、最終公式戦の一昨年以来。閉鎖は寂しい」と惜しんでいた。

 3月ごろから順次、店名を「野球鳥」から「カープ鳥」に変更するチェーンの牟田和美社長(53)は「旧球場に感謝し、新たなスタートを切るイベントになった」と喜んでいた。(永井友浩)

▽熊野町では児童150人に3選手が教室

 広島東洋カープの広池浩司、中東直瑛、山本翔の3選手が11日、広島県熊野町の町民グラウンドで、町内の小学生約150人を指導した。

 中東選手が「下半身を使ってスイングして」と声を掛けると、児童は真剣な表情で自らのフォームを確認していた。熊野第三小6年得能剛志君(12)=同町神田=は「打球の勢いが増した」と喜んでいた。

 野球教室は、同町のNPO法人熊野健康スポーツ振興会と町商工会青年部が企画した。