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ポイ捨て防止のアピール方法を話し合う多田さん(左から3人目)たち
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二つの市民グループが3月から、広島市南区のマツダスタジアム周辺で、広島東洋カープの試合を観戦したファンにごみのポイ捨てをしないよう呼び掛ける活動を始める。
グループの一つは「ルービックキューブ」。10、20歳代の大学生と社会人計8人で、JR広島駅周辺を清掃している。もう一つは、中高年約20人でつくる「プロジェクトC」。芸能イベントなどで、球場一帯の活性化に努めている。
呼び掛け活動は3月6日、オープン戦終了後から始める。メンバーは球場からJR広島駅までのアクセス道約600メートルの沿道に立ち、ごみの持ち帰りを訴える。
その後も月1回、主に日曜日の試合後に活動する。ごみ集めは原則しない。活動拡大を目指すルービックキューブに、東区の二葉公民館がプロジェクトCを紹介した。
アクセス道は昨季、たばこの吸い殻や紙コップのポイ捨てが目立った。ルービックキューブ代表の会社員多田園望(そのみ)さん(22)=府中町=は「カープファンのマナーは日本一と言われる美しいまちをつくりたい」と話している。(武内宏介)
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