
広島市南区のマツダスタジアムに、広島東洋カープの歴代スター選手のレリーフを掲げるキャンペーン「カープの星」(中国新聞社主催)で、はがきとホームページのファン投票数が3日、1万件を超えた。幅広い世代から寄せられたはがきには、球団創設60周年を迎えたカープへのメッセージがつづられている。
投票は、1950年代から2000年代まで10年ごとにスター選手を計6人選ぶ。安佐南区の12歳女子が「昔のことは祖父と父に教えてもらった」と選んだり、80〜24歳の家族5人でそれぞれの意見を出したり。3世代でのやりとりが浮かぶ。
「弱小球団で197勝の長谷川良平はすごい」「ライトルの強肩が見たくて、トイレを我慢した」など、球場へ通ったオールドファンは記憶をたどる。20代男性からは「野球教室で指導してもらった」と触れ合った思い出も。滋賀県の巨人ファンの30代男性からは「手ごわい相手を選んだ」という1票が届いた。
今季への期待やファンサービスの要望も集まる。三原市の8歳男児は「おれがカープの星になる」と未来のスターへ名乗り出た。
ファン投票の受け付けは15日まで。事務局はTel082(236)2211。
あなたが選ぶ「カープの星」公式ページ
|