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響く快音、沸く備後 福山でオープン戦
6190人が雨中の大声援

2010.3.8

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右翼スタンドで、声を張り上げカープを応援する観客(撮影・増田智彦)

 福山市水呑町の市民球場で7日あった広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズのプロ野球オープン戦(広島東洋カープ、中国新聞備後本社主催)。小雨の中、6190人が詰め掛け、点の取り合いとなった試合に熱い声援を送った。

 一回から雨がぱらつく肌寒い天気だったが、右翼スタンドはカープファンでほぼ埋まった。雨がっぱを用意して駆け付けた福山市東深津町、会社員小林倫子さん(32)は「機動力を使った野球を展開してほしい」と見入っていた。

 試合は、両チーム計7本の本塁打が出る乱打戦に。カープは同点の九回裏、喜田剛選手のサヨナラ本塁打でロッテを下した。尾道市御調町、主婦土利川香世子さん(42)は「今年こそ優勝してほしい。県東部の試合は全部見に行く」と話していた。

 13日は午後1時から、尾道市栗原町のしまなみ球場で、広島東洋カープ対福岡ソフトバンクホークスのオープン戦がある。(野崎建一郎)