|
リニューアルされ、市道沿いのフェンスに掲げられたカープ選手の写真看板
|
▽野村監督らの36枚設置
JR西日本広島支社は、広島東洋カープの本拠地マツダスタジアム(広島市南区)と広島駅を結ぶ市道沿いのフェンスに掲げている赤ヘル選手たちの看板を一新した。間もなく開幕する今シーズンの戦いを盛り上げるのが狙いで、野村謙二郎新監督たち新たな顔ぶれが加わった。
通称「カープロード」で、線路沿い約600メートル区間のフェンスに計36枚の看板を18日までに新たに設置した。
看板は縦約1・4メートル、横約2・5メートル。野村監督のほか、選手25人を写真で紹介。斉藤悠葵投手や岩本貴裕外野手たちが今シーズンから新たに登場した。山本浩二さんたち往年の名選手に加え、カープ球団の歴史を紹介する看板10枚も掲げた。
一方、2月中旬には昨シーズンに設置した看板13枚が傷つけられる事件が発生、広島東署が器物損壊容疑で捜査している。このため広島支社は防犯カメラ5台を新設。夜間などには、人通りが少なくなるカープロード一帯の安全確保につなげる考えでいる。
広島支社は「躍動する選手たちの写真で、応援する気持ちを盛り上げながら、スタジアムへ向かってほしい」としている。(加茂孝之)
|