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応援メッセージを書いたこいのぼりを手作りする生徒
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呉市の二河球場で13日にある広島東洋カープの公式戦に向け、呉商業高(呉市広古新開)の生徒がオープニングイベントの準備を進めている。応援メッセージを書いた巨大なこいのぼりを手作り。当日は、外野グラウンドから勝利を願う。
こいのぼりは縦2メートル、横5メートル。赤いポリ袋を張り合わせて計10匹作った。うち6匹の胴に「呉から勝つ!」などの文字を入れた。イベントは、試合開始直前の約3分間を予定している。生徒20人が10匹のこいのぼりを掲げ、外野グラウンドのライトとレフト間を往復して盛り上げる。
同高がイベントを担当するのは4年連続。市プロ野球公式戦開催実行委員会からの依頼で、起業家精神を学ぶ3年生16人が授業の一環として企画した。担当の荒谷忠勝教諭(33)は「ゼロからイベントを計画して実行することが企業家精神に通じる」と話す。
リーダーの向田真子さん(17)は「観客と一体になって応援を成功させたい。呉での試合をきっかけにカープが好調になってほしい」と期待を込める。(根石大輔)
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