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呉商高生、巨大こいのぼりで歓迎
呉・二河球場でカープ公式戦

2010.5.14

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オープニングセレモニーで、巨大こいのぼりでの応援パフォーマンスを披露する呉商業高生

▽ファン一丸 声援に熱気

 呉市の呉二河球場で13日にあったプロ野球公式試合、広島東洋カープ対楽天戦(実行委主催、中国新聞社後援)で、交流戦の白星スタートを願うカープファンがスタンドから熱い声援を送った。オープニングセレモニーでは、呉商業高の生徒が応援メッセージを書いた巨大なこいのぼりを披露した。

 呉での公式戦は4年連続。天候に恵まれて球場周辺には、午後4時の開門を待つ芸南地域のファンたちが詰めかけた。

 セレモニーには、呉商業高で起業家精神の授業を学ぶ生徒たち22人が、縦約2メートル、横約5メートルの赤いこいのぼり10匹を持ち込んだ。リーダーの3年向田真子さん(17)の合図により、外野のグラウンド上でライトとレフト間を往復。「俺達(おれたち)は呉から勝つ!」などの応援メッセージをアピールしながら風になびかせた。

 始球式では、12日に球場の清掃ボランティアをした中学校の中から選ばれた、和庄中3年の石原健太郎君(14)が登場。力強いボールを投げ込み、午後6時に試合開始した。

 中国新聞呉販売店会(前田宝由会長)は、約3360通の応募の中から抽選で200組400人を招待した。

 毎年訪れているという呉市広白岳の西本勝利さん(67)は「呉は勝率が高く縁起のいい球場。今年も全力で応援したい」と話していた。(根石大輔)