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小松投手(右端)たちから投球法などを習う子ども
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プロ野球ウエスタン・リーグの広島東洋カープ対中日戦が30日、みよし運動公園野球場(三次市東酒屋町)であった。試合後はカープ選手が少年野球教室で指導。親子連れたちは若ゴイとの一日を満喫していた。
ルーキー今村猛投手が先発した。約3時間半にも及んだ熱戦は、カープが6−3で逆転勝ち。4千人を超すファンの声援が、スタンドを包んだ。
教室には、市内五つの少年野球チームの約100人が参加し、守備位置ごとに指導を受けた。小松剛投手は、ボールの握りや腕の振り方などを教え、「こう投げたい、というイメージが大事だ」と助言していた。
始球式の投手を務めた三良坂小6年下森大奨君(11)は「優しく教えてもらえて最高の一日だった。岩本貴裕選手のような強打者になりたい」と夢を膨らませていた。(桜井邦彦)
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